2012年3月5日月曜日

ようやく養鶏の技法を修得できたかな?

なぜそのように思うかというと、鶏(近江しゃも)達の表情や羽の色で、そのことが感じられるからである。餌も飼料会社から買ったものから脱却して、ついにヒヨコの餌までも自家配合が可能になった。この間、多くの近江しゃもが本来の使命を待たず、あえなく命を落としていった。この尊い犠牲を払ってくれた骸は、今、鶏舎敷地の片隅で、雑草の下に眠っている。「一将功なって万骨枯る」とはこのことだ。滋賀県立大学では、生化学・栄養学・生態学など多くの公開講座を受けることが出来た。この科学的知見をもとに、さらに技術を磨いていかなければならない。ようやくスタートラインに立って、遙かにゴールを見据えることが出来るようになった気がしてきた。しかし、TPPという大きな障害物が視界を遮ろうとしている。

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